新聞や雑誌などで取り上げられる機会の多くなった睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気です。その結果十分に睡眠がとれず、日中の眠気、集中力、活力に欠けるため、居眠りがちとなり、居眠り運転や重大事故などを引き起こす原因にもなりかねません。 【症状】 睡眠中の呼吸数が減ることによる酸素不足がおこれば「寝苦しい」「息苦しい」などの症状が現れ、睡眠不足がおこります。また酸素不足は循環機能に負担をかけ、不整脈、高血圧、心不全、糖尿病が現れ事故や突然死など無呼吸症候群には様々な問題がでてきます。 【原因】 無呼吸症候群では、体重の増加(肥満傾向)で大きな「いびき」をかくという特徴があります。いびきは体重の増加ととも大きくなる傾向にあるため、「大いびき」をかくようであれば注意が必要です。肥満になれば顎や首の周囲が太くなりますので結果として睡眠時には気道を前後左右全体で圧迫させてしまい気道が狭くなり低呼吸に至ります。 【対策】 比較的、軽度のいびきの場合は日常生活の工夫や改善で治ることもあります。 1 横向きに寝る 2 枕を低くする 3 アルコールを控える 4 ダイエットをする 【あなたはダイエットが必要ですか?】 肥満の判定は体格指数(Body Mass Index:BMI法(ビーエムアイ))によって行ないます。下記の計算方法にのっとって皆さんも計算してみてください。 BMI標準値は22です。 ☆計算方法☆ BMIの求め方=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) 標準体重の求め方(kg)=身長(m)×身長(m)×22 肥満度の求め方(%) =(あなたの体重(kg)―標準体重(kg))÷標準体重(kg)×100 例)身長160cm、体重68kgの方の場合 BMI=68(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=26.5 標準体重=1.6(m)×1.6(m)×22=56.3 肥満度=(68(kg)−56.3(kg))÷56.3(kg)×100=20.8 計算結果から・・・ BMIは26.5、標準体重は56.3 kg、肥満度は20.8%となります 肥満の判定基準表に当てはめてみると・・・ BMIは肥満1度、肥満度は15%以上なので肥満と判定されます。 このように計算して算出される数値だけでは、わかりにくいことも、身近になった体脂肪計や医療機関で腹部エコー(腹部を超音波で測定する方法)を活用することでより、具体的な対策をとることができます。 防止対策でもいびきが改善しない場合や症状が気になる場合は早めに専門医に相談し、より効果の高い専門治療を受けることが必要です。
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