ヘルシー栄養大学:消化吸収などのしくみ、糖尿病など疾病予防について学ぶ講座です (ヘルシーオフィス フー)
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  ヘルシー栄養大学
病態栄養学科 【 11月度・第2講目 】

糖尿病

すい臓から分泌されるホルモン(インスリン)の作用が低下し栄養素が上手く利用されないため、代謝異常を起こす病気です。

インスリンの作用

我々が食事をとると血糖値が上昇し、それに見合った量のインスリンがすい臓のランゲルハンス島とよばれるβ細胞から分泌されます。インスリンは血液中に取り込まれた糖分を利用し血液中のブドウ糖濃度(血糖値)を下げる働きをします。一方、肝臓には血糖値に応じて糖を放出する働きがあり、インスリンは糖の放出が過剰にならないように抑制する働きをします。

放っておくと、どうなるの?

糖尿病は、高血糖をきっかけとして、全身をむしばむ病気でもあります。
放置しておくと知らないうちに進行する場合があります。いわゆる合併症が起こります。
起きやすい病気:動脈硬化、高血圧、高脂血症、白内障、感染症( 皮膚(たむし、水虫 ⇒ 壊疽)、口腔内:歯槽膿漏、尿路感染)

プラスα

3大合併症とは・・・
  1. 神経症
    症状:たちくらみ、汗の異常、便秘、手足のしびれ、膀胱障害
  2. 網膜症(失明の18%は糖尿病性網膜症といわれています。)
    症状:目がかすむ、目が見えにくくなる
  3. 腎症
    症状:体のむくみ、だるさ、高血圧、尿毒症
自覚症状
  • お腹がすく
  • のどが渇く
  • 身体がだるい
  • 食べてもやせる
血糖値コントロールにチャレンジ!

治療の最大の目標は、糖尿病をコントロールしてより良い健康状態を保つことです。
また、個人の必要に応じた食事計画を立てあなたの体に必要な糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを適切にバランスよくとることです。

生活改善のポイント
 (食事)
  1. 1日3食をきっちり摂りましょう
  2. バランスのよい食事を心がけましょう
  3. 脂肪や糖分の多い食品を控えましょう
  4. おやつや夜食、果物の摂りすぎにご注意ください
  5. 食物繊維が豊富な野菜を摂りましょう
 (運動のすすめ)
  1. 血糖値の低下
  2. インスリンの節約
  3. 心肺機能を高める
  4. 筋肉の衰えを防ぐ
  5. 肥満防止
  6. 血液中の中性脂肪値低下
  7. ストレス解消
食物栄養学科 【 11月度・第2講目 】

たんぱく質

人のからだの18〜20%は、たんぱく質で筋肉、ホルモン、酵素、ヘモグロビンなどの重要な構成成分となります。体内のたんぱく質合成に必要なアミノ酸(プラスα 1)は約20種とされ、その中で、人のからだでは合成されない、または、合成速度が遅いため食物からの摂取が必要とされるアミノ酸9種を必須アミノ酸(プラスα 2)といいます。

食品中のたんぱく質においては、必須アミノ酸をバランスよく含んだ食品を栄養価の高い良質のたんぱく質といいます。また、非必須アミノ酸は、体内での合成は可能で、体のたんぱく質合成にも欠かせません。アミノ酸は甘味、旨味、苦味など各々特有の味を持っており食酢、食塩、砂糖などの調味料と共に食物の味を作り出す働きもあります。

消化・吸収

たんぱく質は口腔内では全く消化されません。胃、十二指腸でペプチドまで分解され、小腸粘膜細胞に存在するぺプチダーゼ(プラスα 3)によってペプチドはアミノ酸にまで分解されます。アミノ酸は小腸より吸収され、肝臓に送られます。

プラスα

  1. アミノ酸:三大栄養素の「たんぱく質・脂肪・炭水化物」のうちのひとつで筋肉や内臓、髪の毛や皮膚のコラーゲンなど、体の重要な組織をつくっている成分です。
  2. 必須アミノ酸:バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニン、ヒスチジン(子供と幼児はつくり出せない)
  3. ぺプチダーゼ:たんぱく質分解酵素のひとつ
代謝

肝臓に送られたアミノ酸は、次のように変化を受けます。

  • 筋肉や血液などの組織たんぱく質の合成に利用される
  • 生体内で重要な作用を持つホルモン、酵素及び核酸などの合成材料となる
  • 酸化されてエネルギーを供給する
  • アミノ酸から遊離したアミノ基は尿素に作り変えられて排泄される。糖質及び脂質に変換される
スポーツ栄養学科 【11月度・第2講目】

たんぱく質

スポーツにおけるたんぱく質の役割とは、筋肉・骨・血液の材料となるほか皮膚や髪の毛、酵素、ホルモンなどを作る大事な栄養素となります。

肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質を構成する最小単位をアミノ酸といい、食事から摂った多種類のアミノ酸は、消化の過程で1つ1つのアミノ酸に分解されて体内に吸収されていきます。20種類のアミノ酸のうち、体の中では、合成できないアミノ酸を必須アミノ酸といい、食事などで補うしか方法はありません。(たんぱく質の詳細は食物栄養学科をご参照ください)

ウエイトトレーニングによる筋力アップのしくみ

トレーニングをすることにより、筋肉の細かい繊維が壊れ、回復する段階でより強い筋肉に生まれ変わります。その回復の際に必要な材料となるのがたんぱく質です。不足すると免疫力の低下や貧血が起こりやすくなります。また、筋肉の合成は、夜眠っているときに、成長ホルモンの分泌が活発になります。

プロテイン活用のポイント

スポーツ選手は、運動量が激しいので充分なカロリー摂取が必要になります。しかし、人が1日に食べることのできる量には限界がありますので充分な食事を摂っていても必要量のたんぱく質を満たすことができない場合にはプロテインの活用が便利です。しかし、筋肉をつけたいからとプロテインを必要以上に摂り続けることは肝臓に負担をかけるので控えたいですね。

分岐鎖アミノ酸 (BCAA)

必須アミノ酸のうちバリン、ロイシン、イソロイシンは、運動中の筋肉のエネルギー源となり、運動後の筋疲労の回復に役立ちます。

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